赤ちゃんのでべそはいつまで続くのか
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赤ちゃんのへその緒がとれたら，次にママが気になってくるのが赤ちゃんの「でべそ」です。
それは大変ポピュラーな症状で，実に赤ちゃんの10パーセントがでべそであるといわれています。
おへその出具合は赤ちゃんによってまちまちで，ちょっぴりおへその辺りがポコッと盛り上がっている程度の子もいれば，直径5センチメートルほどの大きさになる子もいます。
いずれにせよ，ママにとっては気がかりなものです。
「いつまで続くのかしら。
このまま大人になるまで治らなかったらどうしよう。
」と不安になるのも無理ありません。
けれども，そのほとんどは心配のないものです。
1歳までに自然に治ってしまうものが90パーセントであるといわれています。
残りの10パーセントもきちんとした治療をすれば治りますので，安心して小児科の先生に相談してみるとよいでしょう。
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そもそも，赤ちゃんのでべその原因は何なのでしょうか。
それは，腸が腹膜でおさえきれずに皮膚の下にとびでてきていることによります。
腹筋の未発達が要因となっています。
寝返りやハイハイをするようになり次第に腹筋が発達してくると筋肉におさえられてべそが気にならなくなってくるというわけです。
それでも，なかなか治らないという場合には次にような治療を行います。
まずは「スポンジ圧迫」です。
フワフワの医療用スポンジをでべその上にあてがい医療用テープで固定します。
これは，皮膚が伸びてしまうのを防いでこれ以上でべそを悪化させないために行います。
自然に腹筋がついてよくなるのをフォローする治療です。
これで様子をみても治らない時には，手術もできます。
1歳をすぎれば手術は可能です。
全身麻酔をしますが，2〜3日の入院で済みます。
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