臨月に出べそになってしまったら
臨月には自分でも驚くくらいお腹が大きくなります。
正確には子宮が大きくなるのですが、具体的にどれくらい子宮が拡張するかといいますと、スイカひとつ分程度にまで大きくなると言われています。
子宮は、おへその下に本来位置していますが、大きくなるにつれて胸のすぐ下くらいまで拡張するのです。
必然的にお腹は膨れ上がっておへそもむき出しになります。
そして腹直筋離開が起こってしまいます。
これが原因で出べそになることがあるようですが、結論から言いますと、ほとんどの場合は出産後元に戻るので安心して良いでしょう。
腹直筋離開が酷い場合ですと、産後もなかなか戻らないケースもあります。
妊娠すると子宮が大きくなり、それに伴ったお腹も大きくなって脂肪も付きますから、筋力が低下します。
改善させるためにはとにかく腹筋を付けるようにしましょう。
妊娠後期の臨月になると、いきなりお腹が大きくなります。
元々腹筋がある方はお腹が大きくなりにくいとされていますから、出べそにもなりにくいのです。
しかし、腹筋が元からない方は特にお腹が大きくなりやすく、出べそだけではなく、妊娠線が出来たり、お腹の真ん中に黒い線が出来てしまうことがあります。
妊娠中にクリームを塗ったり保湿を行う事である程度は防ぐことが出来ますので、余裕がある方は行ってみたほうが良いでしょう。
出産後も床上げにかかる時間は人それぞれですし、出産方法や母体の状態によっては、運動を制限されることもあります。
悪露が出ているうちは、腹筋などの軽い筋トレを行った時に出さえ、子宮が収縮して出血してしまう事もあります。
出産後すぐは無理をしない程度に筋トレを始めましょう。
早めに元の体型に戻した方が後々楽になるはずです。