でべそ原因。新生児の場合
でべそ新生児の場合のほとんどは「臍ヘルニア」といわれる種類なのですが、新生児にはあまりめずらしい症状ではありません。
でべそ原因は確実にこれというものはありませんが、出産時にへその緒を切るときに原因があるのではという説もあります。
どのようにして起こるのかというと通常はへその緒を切ったあと処置をしてへその緒を取れるときには臍輪は縮むのでいわゆる普通の臍になるのですが、臍輪が縮まず腸がその中にはみ出してしまうことででべそになってしまうのです。
通常は1歳までには落ち着いてくることが多いですが、定期的に検診もあることですので、そこで経過をみながらと小児科で受診して様子をみていくことになります。
しかし、とても心配になるのが親心です。
オムツからもはみ出してしまうほどのおへそが永遠にへこまないのかと思ってしまうお母さんも中にはいることでしょう。
では具体的に家庭ではどのように処置をしていけばよいのでしょうか。
昔はへそに1円玉をくっつけておさえると自然に沈んでいくなんてことがいわれていましたが、現代では推奨されていません。
なぜかというと、基本的に新生児の肌はとても弱くこの方法では肌荒れを起こしてしまう危険があるからです。
1円玉の代わりにガーゼや脱脂綿をでべその上にかぶせて抑える方法もありますが、この方法もまずは独断で行わずに医師と相談してから行うことをおすすめします。
自然と落ち着いてくることが多いので様子をみながら清潔を心がけることが大切です。
また、でべそのあたりは皮膚が薄くなっていることがありますので、傷つかないようにしてあげることも大切です。
1歳頃には多くの子どもが落ち着くものですが、それ以降であれば手術を選択できるようになります。