大人のでべその治し方
大人のでべその治し方としては、手術のみとなっています。
そのなかで臍突出症というものがありますが、これはおへその筋肉が閉じてしまい、筋肉の隙間から腸の一部が押し出されてしまった状態のことを言います。
皮膚が押し出されているというもので、とくに大人にたくさん見られるものとなっています。
この場合手術では単純におへそが突き出ていると言うことなので、中央部分の突出した部分を切り取って、深く縫合をしておへその形を整えると言うことが行われています。
夏が近くなってくると肌を露出することも多くなってくるので、でべそが気になってお腹を出すことができないと悩んでいる人がいます。
赤ちゃんの場合2歳までのでべそであれば適切な治療を受けることで治すことができますが、そのまま手術を受けないで放っておくと大人になっても残ってしまいます。
その場合多くの人がかたいしこりのようになっています。
これはおへその下にある線維組織がたくさん作られすぎたためにふくらんでいます。
でべその手術では、入院の必要もなく術後はすぐに帰宅することができるようになっています。
したがって仕事で忙しいという人でも安心して受けることができるようになっています。
しかしあまり無理をしすぎないようにすることが大切です。
術後3日から5日間は合併症などが起こりやすくなっているからです。
手術の後は血液や浸出液がたまらないように1週間程度ガーゼを当てて圧迫固定をします。
しかし手術の翌日から入浴をすることができます。
1週間後には抜糸が行われ、激しい運動などに関しては2週間から3週間後からできるようになります。
手術費用は病院によって異なっていますが、約10万円から30万円となっています。