赤ちゃん赤ちゃんのでべそ、テープで解消することができるのか
赤ちゃんの時期には比較的多くのケースででべその症状が出てきます。
この症状、明確な原因が何なのか、そのメカニズムは未だわかっていないのですが、あまりに大きくへそが飛び出ていれば不安になってしまうこともあるでしょう。
実際、母親の中にはでべそがあまりにも大きくて専門の医療機関に相談するという人もいるほどです。
このでべそ、実は腸が飛びててしまうことで引き起こされています。
内臓が飛び出ていると聞くとびっくりする人もいるかもしれませんが、実際、これによって何かしら病気に繋がったり、腸が機能しなくなるということはないので心配いりません。
さらに、この症状、赤ちゃんが成長する段階で自然と収まっていくのが特徴です。
ハイハイなどの動きによって自然と腹筋が鍛えられ、2歳を迎えるまでにはその大半の赤ちゃんに症状の改善がみられるのです。
とはいえ、あまりに大きくでべそが出っ張っている場合、専門の医療機関ではテープを使った治療が行われていきます。
テープとスポンジを使って患部を抑え、皮膚がそれ以上伸びるのを防いでいくのです。
もちろん、これをしたからといって劇的な変化がすぐに現れるというものではありません。
ですが、少なくとも1歳前後まではこの治療方法で経過観察を行っていくというケースが多いのです。
それ以降になっても状態が改善しない場合、あるいは症状が深刻である場合にはそのまま手術へと移行していくこともあります。
ただ、この症状はあくまで見た目の問題であって命にかかわる重大な病気というものではありません。
母親があまりに気を遣いすぎて、精神的に追い込まれることのないよう、気長に経過を観察していくこと、これが大切になってくるのです。
赤ちゃんのおへそに気になる症状がある、そういった人は是非、この情報を参考にしてみるといいでしょう。