出べその膿の処置について
臍の状態は個人によってさまざまですが、中には出べそになっているというような人もいます。
子どもの内は1歳になるまでに治ることが多くなっていますが、この時期を過ぎてもまだ出べそが治らないという場合には、外科的な処置が必要になることもあります。
したがって病院を受診して、医師と相談をするようにします。
臍に関するトラブルはいくつか考えられますが、臍にはたくさんのゴマがあります。
これは垢となっており雑菌がたくさん含まれています。
週に2回から3回程度お風呂に入ったときにガーゼなどを使ってきれいにするというのを心がけます。
この部分は非常にデリケートとなっているので、あまり強く刺激をしないように心がけます。
このほかに臍から膿が出てくるというようなこともあります。
尿膜管遺残の可能性がありますが、この際にも適切な処置が必要となります。
臍の部分がたまりやすくなり、尿がしみ出したり細菌感染によって炎症が発生している状態となります。
感染をして化膿することもあり、臍の痒みや発赤や腫れや痛み、このほかにはにおいの強い分泌物や膿が出てきます。
このような症状が現れたときの治療法としては、消化器外科や泌尿器科などを受診します。
他の病気と区別するために腹部超音波検査やCT検査が行われます。
そしてまずは膿がたまっている部分を切開し、抗菌薬を投与します。
尿の排泄や感染などの症状が見られるときには、外科的手術が行われることもあります。
出べそになる原因はいくつか考えられます。
それは乳児が腹部に圧力がかかるような動作をしたり、妊娠や出産で腹部の皮膚が伸びてしまうと言うことが考えられます。
このほかには腹水がたまる病気になったときや胎児の成長過程で異常が発生すると症状が出ることが考えられます。