でべそを治すベルトやその方法
臍の部分が膨らんでいるというような状態がありますが、これは基本的にでべそと呼ばれることが多くなっています。
個人差があり大きさも異なっていますが、臍が出ている部分に腸が入っていると言うことになるので、触れても固いと言うことはなく柔らかいです。
少し押さえるとじゅくじゅくとしたような感じのこともあり、お腹の中に戻っていくこともあります。
赤ちゃんの場合はなくことでお腹の圧が高くなり、再び腸が出てくるようになります。
自然に出たり引っ込んだりと言うことを繰り返していますが、破れると言うことはありません。
生後3ヶ月頃までは大きくなっていきますが、お腹の筋肉が付いてくることで自然と治っていきます。
95パーセントの子どもが1歳までに治るようになっています。
自然に治ると言うことで、基本的に治療の必要はありません。
この中で圧迫療法が行われることがあります。
これはでべそを治す方法として利用されていますが、臍ヘルニアを圧迫固定する方法となっています。
テープやベルトが使われることが多くなっていますが、でべそを治すためにガーゼをベルトのように縫い合わせて、臍に当たる部分に巻くというものです。
圧迫療法は一定の効果があります。
臍ヘルニアで皮膚が伸びるのを防ぐ方法となっており、乳児期のできるだけ早い時期に臍をしっかりと圧迫し、腸管の脱出を防ぐという効果があります。
圧迫期間に関しては1ヶ月から2ヶ月となっています。
小児科がある医療機関では行っているところもあるので、圧迫療法を希望しているという場合は事前に相談するようにします。
でべそが気になるという場合には、1歳までであれば小児科を受診し、1歳を過ぎれば小児外科を受診するようにします。